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MC DANG(親王のご子息)の美食日記

休暇中、私は数々の店で食事をして体重まで増えました。どの店も良かったのですが、最も際立っていたのが老山東です。これまで何度も北京を訪れた経験から、北京料理は味気ないものだと思い込んでいました。父の友人に勧められたとき、名前を聞いて行くのをためらったほどです。ところが料理は予想を裏切る美味しさ——良いどころか、絶品でした。

店主は十年前、北京の東にある省からタイへ渡り、餃子や焼き餃子の販売から裸一貫で始めました。いまでは老山東チェーンを五店舗構えるまでに。料理人は中国から直接招いており、しかも料理の質に比べて値段は驚くほど手頃です。

まずは揚げ物の前菜を。シーフードロールは、もち米の皮で海鮮サラダを包みパン粉をまぶして揚げた一品で、繊細で上品な味わい。茄子やレンコンの挟み揚げも他店とは段違いで、脂っこさがなく、なすはとろけるよう、レンコンはサクサク。酢、醤油、辣醤どれにも合います。

太りにくい料理も試しました。一尾を二通りに調理した魚料理。甘酢あんは他の中華店のようにべたつかず、甘・酸・塩が見事に調和しています。もう一品「百鳥帰巣」は、魚介を鳥の形に仕立てて蒸し、ウズラの卵とともに盛り付けた逸品です。

北方の定番、ラム肉の鉄板焼きは、ふんわり外サク中しっとりの山東風お焼きと合わせると格別。野菜料理も豊富で、私のお気に入りは茄子の土鍋煮。黒く見えて塩辛そうな豚バラの角煮は、口に入れるととろけ、醤油と中国香辛料の芳香が広がります。

デザートは、バナナの天ぷらに似た「大学いも」。さつまいもを揚げて糖蜜にからめ、氷水にくぐらせて飴を固めます。外はパリッと、中はほくほく。値上がりする前に、ぜひ老山東をお試しください!(MR MC DANG)

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